Q1) 労働時間、残業(割増賃金)について
毎日のように残業していますが、残業代を払ってもらえません。どうしたら良いでしょうか?
Q1) アドバイス ⇒
週40時間、1日8時間を超えて働いた場合、使用者は残業代を支払わなければなりません。パートタイマーや派遣労働者であっても同様です。
『管理職』ということで残業代を支払わないとされている場合でも、働き方の実態によっては残業代を支払ってもらえる場合があります。
残業した時間帯や休日かどうか等によって支払われる残業代の額が異なります。(下記参照)
もっとも、残業代を支払ってもらうためには、いつ、どのくらい残業をしたのか証明する資料が必要になります。その資料とはタイムカードや出勤簿ですが、そのコピーを手に入れたり、手帳に自分で働いた時間(出勤・退勤時刻)を記録しておくと良いでしょう。
【残業代の割増率】
@時間外労働 25%
A法定休日労働 35%
B深夜労働(午後10時〜午前5時) 25%
C時間外と深夜が重なるとき 50%(25%+25%)
D休日と深夜が重なるとき 60%(35%+25%)